すい臓ガンは、かかった人の数=死亡者数と言われるくらい、ガンの中でも一番生存率が低いと言われ、医療が進歩している現在でも、手遅れになることが多い難しいガンと言われています。

その理由は、早期発見が最も難しいことがあげられます。初期の段階だとほとんど自覚症状が極めて少なく、自覚症状があり病院に行っても、すでにガンが進行し転移していることが少なくありません。

また、すい臓のある位置も早期発見できないことに関係しています。すい臓は胃の後ろにあり、他の臓器に隠れてあるので、色んな検査をしても分かりづらいのです。

小さなガンを見つけやすいと言われている検査が超音波です。ですが、超音波は空気は伝わりにくい性質があるのです。そのため、空気を含む胃の後ろにあるすい臓まで超音波が届かず見えにくい為、すい臓全体を見るのが難しいかったのです。

しかし、大阪府立成人病院センターではあることをしたら、すい臓がんの発見率がアップしたそうです。それは、患者さんにミルクティを飲んでもらう!たったこれだけです。

これは、市販のミルクテーを超音波検査の前に飲むことで、胃が満たされ胃の空気が無くなり、すい臓まで超音波が届いてみやすくなったと考えられています。

飲み物がミルクティーになった理由は、当時の在籍していた医師が色んな飲み物を飲んで試し、すい臓がみえやすく、また患者さんが飲みやすいのがミルクティーだったんだそうです。

その結果、日本膵臓学会のデーターでは早期とされる0と1の段階で膵臓ガンが発見される確率が2%と言われているのに対し、大阪府立成人病センターの臨床研究では、ミルクティーを使用した超音波検査は50~60%と早期発見率が高くなっています。

ただし、残念なことに現時点では、通常の健康検査の場合は、全身を調べるために前日に絶食や絶飲でいける為、ミルクティーを飲みながらの検査は難しく、どのように普及させるかが今後の課題となっているそうです。早く普及できて早期発見で来るといいですよね。